チーズ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ペイニールPeynir

ベヤズ・ペイニールBeyaz Peynir

ベヤズ・ペイニール
白チーズ。もっともポピュラーな朝食用チーズ。脂肪分中程度。小さな気泡があいていることもある。柔らかく塩分がある。通常、羊の乳から、ときにはヤギの乳でも作られる。

カシャールKaşar

脂肪分が高い。パンやパン生地の中で溶かして使われることが多い。ターゼ(新鮮な)・カシャールとエスキ(古い)・カシャールの2種類がある。ターゼ・カシャールは発酵したあとすぐに市場に出されたもの、エスキ・カシャールは3ヶ月から6ヶ月程度置いてから市場に出される。いずれも牛乳から作られる。

トゥルムTulum

エルズルム地方およびシヴァス地方の特産。独特の匂いと酸っぱさがありぽろぽろな状態。とくに品質がよいのは、脂肪分の高い羊の乳にヤギの乳を少量混ぜたもの。伝統的にはヤギの皮で作られたチーズ作り用の袋(トゥルム)の中で発酵させる。色はクリーム色から黄色の間。朝食に、またラヴァシュと呼ばれるパン(チャパティに似ている)の間にくるみとともにはさんで食べるのが代表的な食べ方。

ロルLor

甘味のあるチーズ。長持ちさせるために3%ほど塩を加えることがある。溶かしてソースの材料に、またお菓子の材料としても使われる。小さな球形のチーズ。

エリトゥメ・ペイニリEritme Peyniri

溶かしてパンなどとともに食べる。脂肪分が高く、溶けやすい黄色いチーズ。

ヘッリム・ペイニリHellim Peyniri

欧米では「ハッルミ」と呼ばれるキプロス・チーズ。焼いたりサラダに添えたり、また朝食でも食べられる。

オトゥル・ペイニールOtlu Peynir

草の入ったチーズ。ヴァン地方の特産。白チーズに似ており、牛乳、羊の乳、ヤギの乳、いずれでも作られる。大根、クミン、ミント、月桂樹、デレオトゥ(イノンド)、オレガノ、ラベンダー、サフラン、にんにくなどの葉を加える。味は加えた葉の種類によって異なる。

ウルファ-アンテップ・ペイニリUrfa-Antep Peyniri

脂肪分が高く、鋭い味の伝統的な羊の乳で作るチーズ。出来たてのものは、パン生地を使って作られるお菓子に使われる。塩を加えれば長持ちする。球形や三つ編み状のものがある。

チェルケズ・ペイニリÇerkez Peyniri

コーカサス地方の伝統的なチーズ。牛乳から作られる。鋭い味の黄色いチーズ。

ディル・ペイニリDil Peyniri

黄色く脂肪分が高く柔らかいチーズ。細長く裂くことができる。

ミハリチ・ペイニリMihaliç Peyniri

ブルサ地方、バルックエシル地方の羊の乳から作られるチーズ。うすい黄色、塩分が高く気泡があいている。